友人だけでなく家族と一緒にいることすら疲れてしまいます。
家族と一緒にいることに疲れたときはどうしたらいいだろう。
繊細ママのはなです。
私自身も家族と一緒にいることに疲れがたまることが多かったです。
家族に疲れたときに私が意識したことはたった一つ。
1人の時間をつくることです。
この記事ではHSPさんが家族に疲れる理由と1人時間の具体的なつくりかた5選を紹介します。
目次
HSPが家族に疲れる理由
HSPの特性が関係している
「家族が嫌いなわけではないのに・・・」
「素直に疲れたと言えない・・・」
私も小学生の頃から家族に対する気持ちの葛藤が続きました。
このような気持ちにはHSPの特性が関係しているんです。
HSPの特性
- 他者への高い共感力
- 他人の感情の変化に敏感
- 相手の顔色からなんとなく考えていることが分かる
- 音やにおいに敏感
他者と同じ空間にいるときには無意識に多くの情報をキャッチして対処しようとします。
家族に対しても気疲れする
HSPの特性は家族に対してもあらわれます。
無意識に家族の気分や感情に敏感に反応してしまう。
それにより、疲弊してしまうのです。
私自身も幼いころからなんとなく家の居心地の悪さを感じていたのですが
はっきりした理由が見いだせずにいました。
むしろ、家族に疲れたと思ってしまう自分に罪悪感があり
誰にも相談できませんでした。
22歳の時にHSPを知り、特性が自分に当てはまるものばかりだと衝撃を受けました。
それと同時に家族に対して疲れると思っていた理由が分かり、
気持ちが晴れたことをはっきりと覚えています。
そしてありのままの自分の気持ちを受け入れるようになりました。
家族と一緒にいることに疲れてもいいんです。
疲れたときは一度、1人の時間をつくってみてください。
1人時間の具体的なつくりかた5選
1.外出する
私が実家暮らしをしていたときはよく外出していました。
幼いころから外出しているときのほうが気持ちがおちつくと感じていたからです。
私は実家暮らしの時に、主に下記3つの場所で過ごしていました。
- 図書館
- 公園
- お気に入りのカフェ
外に落ち着ける場所をつくることで家以外の居場所があったことは
私にとって心の救いでした。
2.1人部屋をもつ
自室をもつことは、私にとって実家で最も効果のあった方法です。
私の場合、自室をつくってからはご飯の時以外は自室にこもっていました。
家族の前でも気が抜けなかったHSPの私は、自室にいると安心感が感じられて心が疲れにくくなりました。
常に家族の顔色をうかがっていた私にとって、自分だけの空間が作れたことは大きな変化でした。
自室は家族が勝手に入ってこない部屋が望ましいです。家族が自由に入れる部屋だといつだれが入ってくるのか分からず、そわそわして心が落ち着きません。
鍵がついている部屋にするか、家族へ「入るときは声をかけてほしい」と伝えておきましょう。
私の実家の自室も鍵がないため誰でも入ってきていました・・・
3.休みの日をずらす
自分の休日をエネルギーチャージの日として
のびのび一人で過ごすこともおすすめです。
家族が土日休みであれば平日休みの仕事に就くなどの工夫が必要ですが、
余計な刺激が入らないため安心して過ごすことができますよ。
我が家は旦那と休みの日がめったに合わないため、休日は子どもとのびのび過ごせます。
4.生活時間をずらす
家族と必ずご飯をともにするなどの家庭内ルールがない方におすすめの方法です。
私は高校生まで実家暮らしをしていました。
中学時代は塾で22時まで勉強。
高校時代は図書館で22時まで勉強か読書。
(スマホをいじっていただけの記憶もある・・・)
こんな感じで過ごして夜にゆっくり帰宅。
夕飯は帰ってから1人で食べることが多かったです。
家族とご飯を食べるときは楽しさもありましたが、
「なにか会話の話題を出さないと」と常に気を遣っていました。
週に1.2回のみ一緒に食べるようにしたら肩の荷がおりて、食事をすることが楽しくなりました。
家族との関係性も「疲れる」から「楽しい」に変わったように思えます。
5.一人暮らしをする
最終手段のように感じますが、最もおすすめの方法です。
費用の負担が大きいことがデメリットととして挙げられます。
しかし以下3つの大きなメリットがあります。
・生活音が少ない
・自分のペースで過ごせる
・誰にも干渉されない
HSPさんにとっては1人暮らしはメリットが多いですね。
寮やシェアハウスはおすすめしません
私は高校卒業後大学の寮に住んでいました。
部屋自体は1人部屋ですが、玄関や食堂などいたるところで知り合いに会う環境でした。
常に「知り合いに合うかもしれない」と気を張っていた生活に疲れて、寮には1年も住むことが出来ませんでした。
可能であれば寮やシェアハウス以外がおすすめです。
一人の時間をつくり気持ちをリセットしてみて
一般的に自宅は落ち着けるところと考えられています。
しかし、刺激を敏感にキャッチするHSPさんにとっては家族といる時間が苦痛になることもあるでしょう。
罪悪感を消そうとしなくていいんです。
無理に家族の輪の中にいようとしなくていいんです。
ぜひ1人時間をつくって心を休めてください。
心を落ち着かせることは自分を大切にする第一歩です。